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【2026年版】M&A業界への転職に強いおすすめのエージェント18選!エージェントの選び方も解説

この記事で解決できるお悩み
  • M&A業界への転職活動におすすめのエージェントが知りたい
  • どうやって転職エージェントを選べばいいのかわからない
  • 未経験からM&A業界に転職できるか不安

「M&A業界に転職したいが、どの転職エージェントを選べばよいかわからない」「未経験でもM&A仲介やFAS、事業会社M&Aに転職できるのか不安」と感じている人は多いだろう。

M&A業界は、法人営業・金融・会計・コンサルティング・経営企画など、さまざまな経験が活かせる一方で、企業ごとの仕事内容や採用基準の違いが大きい業界である。求人票だけを見ても、営業色が強い仕事なのか、財務分析やPMIに関わる仕事なのか、入社後の担当範囲を判断しにくい。

結論からいうと、M&A業界への転職では、M&A業界に詳しい特化型エージェントを軸にしつつ、総合型またはハイクラス型エージェントを1社併用するのがおすすめだ。

たとえば、M&A仲介会社を目指すならM&A特化型、会計士・税理士などの資格を活かすなら士業・FASに強いエージェント、幅広い求人を比較したいなら大手総合型エージェントを組み合わせると、自分に合う選択肢を見つけやすい。

本記事では、M&A業界への転職に強い転職エージェント・キャリア支援サービス18社を比較し、選び方、相談するメリット、面談時に確認すべきポイントまで解説する。

金融機関出身のエージェントが担当

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M&A業界に転職するなら知っておきたい
転職対策とおすすめの転職先

目次

M&A業界への転職に強いエージェント・キャリア支援サービス18選

まずは、M&A業界への転職を検討する際に相談候補となるエージェント・キャリア支援サービス18社を比較する。

各サービスには、「M&A仲介に強い」「FAS・会計領域に強い」「ハイクラス求人に強い」「幅広い求人を比較しやすい」などの違いがある。単純に求人数だけで選ぶのではなく、現在の経験・希望職種・選考対策の相性で選ぶことが重要だ。

特にM&A業界未経験者は、M&A特化型エージェント1〜2社+総合型またはハイクラス型エージェント1社を目安に併用すると、業界理解と求人比較の両方を進めやすい。

スクロールできます
サービス名主な支援領域特徴向いている人
アドバイザーナビ金融・M&A転職金融業界出身者向けのM&A転職支援を展開銀行・証券・保険など金融機関出身者
明光キャリアパートナーズM&A、コンサル、ファンドM&A業界未経験者向けの選考対策を打ち出しているM&A仲介会社を本命にしたい人
リメディM&A、投資銀行、FAS、コンサル、メガベンチャーハイクラス転職や難関企業向けの支援を掲げる高年収・ハイクラス転職を狙う人
NewMAM&A、FAS、コンサル、経営企画、PEファンドM&A業界経験者による情報提供や選考対策に強みM&A・FAS・コンサルを横断比較したい人
ヤマトヒューマンキャピタルM&A、ファンド、コンサル、経営人材経営・ファイナンス領域に特化。求人数6,000件以上を公表M&A、PE、VC、経営企画を比較したい人
ヒュープロ士業、管理部門、M&A・FAS公認会計士・税理士・管理部門領域に強い会計士、税理士、経理・財務経験者
JACリクルートメントミドル・ハイクラス、管理職、専門職企業と求職者の双方を担当するコンサルタント型管理職、外資、ハイクラス求人を比較したい人
リクルートエージェント幅広い業界・職種2026年3月31日時点で公開求人約74万件、非公開求人約25万件を公表求人数を重視して幅広く比較したい人
FlowXコンサル、金融系コンサル、ハイクラス転職コンサル業界に精通したキャリア支援を掲げるコンサル業界も含めて検討したい人
ムービンストラテジックキャリアコンサル、金融、FAS、M&Aコンサル・金融領域の転職支援で知られるFAS、投資銀行、コンサル志望者
キャリアインキュベーションPEファンド、コンサル、CxO、投資銀行プロフェッショナル人材・エグゼクティブ領域に強いPEファンド、CxO、戦略コンサル志望者
ソーシング・ブラザーズスタートアップ、Growth M&A、採用関連スタートアップ支援やGrowth M&A領域を展開スタートアップ・成長企業に関心がある人
HRスクエア金融、M&A、FAS、経営企画、IT・DX金融・M&A・FAS領域の専門支援を掲げる金融専門職、経営企画、FAS志望者
キャリアサファリM&A仲介、保険、コンサル、SaaS・IT業界特化型の転職支援。支援実績3,000人以上を公表営業経験をM&A仲介に活かしたい人
UNICAREER(ユニキャリア)ハイクラス、M&A、FAS、ファンドハイキャリア層向け転職紹介エージェントを展開若手〜ミドルのハイクラス転職希望者
Career Ladder(キャリアラダー)M&A仲介M&A仲介会社30社以上とのコネクションを公表M&A仲介会社を複数比較したい人
ユニークボックスM&A仲介、FAS、ITコンサルM&A仲介会社を中心に30社との取引、M&A仲介経験者による支援を掲げる現場経験者から助言を受けたい人
Go M&AM&A業界M&A業界特化。上司を選べる転職や独自選考フローを掲げるM&A業界の内部情報を重視したい人

上記の比較表は、公式サイトで確認できる支援領域や公表情報をもとに整理している。ただし、求人数や支援実績は各社で集計基準が異なるため、単純な優劣として比較するのではなく、自分の希望職種に近い求人をどれだけ紹介してもらえるかを面談時に確認しよう。

また、料金欄の「無料」は、求職者向けの相談・転職支援を指す。企業向けサービス、イベント、別サービスの利用条件は各社公式サイトで確認してほしい。

アドバイザーナビ

アドバイザーナビのM&A転職サービス紹介画面
サービス名アドバイザーナビ
運営会社アドバイザーナビ株式会社
料金無料
主な支援領域金融・M&A転職
  • 金融業界出身者の転職支援に強み
  • M&A転職向けサービスを展開
  • 銀行・証券・IFAなど金融キャリアの相談に向いている
  • 書類選考から面接対策まで相談しやすい

アドバイザーナビは、金融業界出身者向けの転職支援に強みを持つエージェントである。公式サイトでは、IFA転職、金融転職、M&A転職などのサービスを展開している。

M&A仲介会社には、証券会社・銀行・保険会社など金融機関出身者が採用されるケースがある。金融商品の提案経験、法人・富裕層向け営業、経営者とのコミュニケーション経験がある人は、M&A業界で活かせる可能性がある。

一方で、金融営業とM&Aアドバイザーでは、評価されるポイントが完全に同じではない。M&A業界を目指す場合は、これまでの営業実績だけでなく、財務諸表への理解、経営者に向き合う姿勢、長期的な案件推進力をどのように伝えるかまで相談するとよい。

向いている人:証券会社・銀行・保険会社など金融機関での経験を活かし、M&A仲介や金融関連職への転職を検討している人。

金融機関出身のエージェントが担当

明光キャリアパートナーズ

明光キャリアパートナーズのM&A転職支援サービス紹介画面
サービス名明光キャリアパートナーズ
運営会社株式会社明光キャリアパートナーズ
料金無料
主な支援領域M&A、コンサル、ファンド
  • M&A・コンサル・ファンド領域に特化
  • M&A業界未経験者向けの選考対策を打ち出している
  • 動画コンテンツ、メンタリング、面接対策などを提供
  • M&A仲介会社を本命にしたい人に向いている

明光キャリアパートナーズは、M&A・コンサル・ファンド領域に特化した転職支援サービスである。公式サイトでは、M&A業界未経験者向けの支援、動画コンテンツ、メンタリング、面接対策などを特徴としている。

M&A仲介会社の選考では、営業実績の再現性、経営者と信頼関係を築く力、数字への強さ、入社後の覚悟などが見られやすい。未経験から挑戦する場合は、一般的な職務経歴書の添削だけでは不十分なことがあるため、M&A業界に合わせた自己PRの作成が重要だ。

明光キャリアパートナーズは、M&A仲介会社を本命にしており、業界特有の面接対策を受けたい人に向いている。ただし、公式サイト上の実績表記を見る際は、調査対象や集計条件も確認しよう。

向いている人:M&A仲介会社を第一志望にしており、未経験から書類・面接対策を重点的に進めたい人。

リメディ

リメディの公式サイト画面
サービス名リメディ
運営会社リメディ株式会社
料金無料
主な支援領域M&A、投資銀行、FAS、戦略コンサル、メガベンチャー、ハイクラス転職
  • M&A、投資銀行、FAS、コンサル、メガベンチャーなどのハイクラス転職に対応
  • 難関企業向けの転職イベントや選考情報を掲載
  • 年収やポジションを重視する転職に向いている
  • 営業・金融・コンサル経験者のキャリアアップ相談に使いやすい

リメディは、M&A、投資銀行、FAS、コンサルティング、メガベンチャーなどのハイクラス転職に対応するエージェントである。公式サイトでは、M&A総合研究所、投資銀行、FASなどに関する転職イベントも掲載されている。

M&A業界のなかでも、FAS、投資銀行、戦略コンサル、事業会社の経営企画・M&A担当などを含めてキャリアを比較したい人は、ハイクラス領域に強いエージェントを活用するメリットがある。

ただし、ハイクラス求人は応募条件も高い傾向がある。面談では、現職での成果、年収レンジ、マネジメント経験、英語力、財務・会計知識などがどの程度評価されるのかを具体的に確認するとよい。

向いている人:営業・金融・コンサル・事業開発などの実績があり、年収アップやハイクラスポジションを狙いたい人。

NewMA

NewMAのM&A・コンサル転職支援サービス紹介画面
サービス名NewMA
運営会社NewMA株式会社
料金無料
主な支援領域M&A、FAS、コンサル、経営企画、PEファンド
  • M&A業界経験者による実践的なアドバイス
  • M&A仲介、FAS、コンサル、経営企画などを幅広く扱う
  • 書類添削、面接対策、内定前後のフォローを提供
  • 若手ハイキャリア層の転職支援に向いている

NewMAは、M&A業界やコンサルティング業界への転職支援を行うエージェントである。公式サイトでは、M&A仲介、FAS、IT・DXコンサル、戦略コンサル、人事組織コンサル、経営企画、PEファンドなどの求人例を掲載している。

M&A業界経験者の知見を活かした情報提供を掲げているため、求人票だけではわからない仕事内容や選考の見られ方を相談しやすい点が特徴だ。

特に、M&A仲介だけでなくFASや事業会社のM&A担当も比較したい人は、選択肢の違いを整理したうえで応募先を決めるとよい。年収だけでなく、業務内容、案件規模、営業要素の有無、評価制度を比較することが重要である。

向いている人:M&A業界・FAS・コンサル・経営企画を横断的に比較したい若手ハイキャリア層。

ヤマトヒューマンキャピタル

ヤマトヒューマンキャピタルの公式サイト画面
サービス名ヤマトヒューマンキャピタル
運営会社ヤマトヒューマンキャピタル株式会社
料金無料
主な支援領域M&A、ファンド、コンサル、経営人材、金融
  • 経営・ファイナンス領域に特化
  • 公式サイトで求人数6,000件以上、年間登録者数5,000名を公表
  • M&A、ファンド、コンサル、事業会社、金融領域を扱う
  • PEファンド・VC投資先経営幹部求人も対象

ヤマトヒューマンキャピタルは、経営・ファイナンス領域に特化した転職エージェントである。公式サイトでは、M&A、M&A仲介、FAS、事業会社M&A、ファンド、コンサル、投資銀行、金融などを求人検索カテゴリとして掲載している。

M&A仲介会社だけでなく、PEファンド、VC、投資先企業の経営幹部、事業会社の経営企画なども比較したい人にとって、経営・ファイナンス領域を横断的に相談できる点がメリットである。

未経験からM&A業界を目指す場合は、単に求人を紹介してもらうだけでなく、なぜM&A業界なのか、現職の経験をどう再現できるのか、面接でどのように伝えるべきかまで相談するとよい。

向いている人:M&A仲介、PEファンド、VC、経営企画、事業再生など経営・ファイナンス領域を広く比較したい人。

ヒュープロ

ヒュープロの士業・管理部門向け転職サービス画面
サービス名ヒュープロ
運営会社株式会社ヒュープロ
料金無料
主な支援領域士業、管理部門、M&A・FAS
  • 公認会計士・税理士など士業に強い
  • 経理・財務・管理部門求人も扱う
  • M&A・FAS領域の求人カテゴリを掲載
  • 会計・税務・財務知識を活かした転職に向いている

ヒュープロは、士業・管理部門に強い転職サービスである。公式サイトでは、公認会計士、税理士、経理、財務、M&A・FASなどの求人カテゴリを掲載している。

M&A業界のなかでも、FAS、財務デューデリジェンス、バリュエーション、PMI、事業会社のM&A部門などでは、会計・税務・財務の知識が評価されやすい。公認会計士や税理士、経理・財務経験者は、営業中心のM&A仲介だけでなく専門職寄りの選択肢も検討できる。

一方で、M&A仲介会社のフロント職は営業要素が強い場合もある。会計知識だけでなく、顧客折衝、提案力、案件推進力をどうアピールするかを整理しておこう。

向いている人:公認会計士、税理士、経理・財務経験者として、M&A・FAS・管理部門求人を検討したい人。

JACリクルートメント

JACリクルートメントの公式サイト画面
サービス名JACリクルートメント
運営会社株式会社ジェイエーシーリクルートメント
料金無料
主な支援領域ミドル・ハイクラス、管理職、専門職、外資系
  • ミドル・ハイクラス向け転職支援に強い
  • 企業と転職希望者の双方を担当するコンサルタント型
  • 管理職・専門職・外資系求人を比較しやすい
  • 年収・役職・専門性を重視する人に向いている

JACリクルートメントは、ミドル・ハイクラス層の転職支援に強い大手エージェントである。公式サイトでは、企業と転職希望者の双方をコンサルタントが担当する「コンサルタント型」を導入していると説明している。

M&A業界への転職では、M&A仲介会社だけでなく、事業会社の経営企画、投資部門、外資系企業、管理職求人なども候補になる。現職でマネジメント経験や専門性がある人は、JACリクルートメントのようなハイクラス型エージェントを併用すると、選択肢を広げやすい。

ただし、M&A仲介会社の未経験採用に特化した対策を求める場合は、M&A特化型エージェントと併用するのがおすすめだ。

向いている人:年収・役職・専門性を重視し、M&A関連職だけでなくハイクラス求人を広く比較したい人。

リクルートエージェント

リクルートエージェントの公式サイト画面
サービス名リクルートエージェント
運営会社株式会社リクルート
料金無料
主な支援領域幅広い業界・職種
  • 幅広い業界・職種の求人を扱う総合型エージェント
  • 2026年3月31日時点で公開求人約74万件、非公開求人約25万件を公表
  • 書類添削、面接対策、日程調整、条件交渉などをサポート
  • M&A業界以外の選択肢も比較しやすい

リクルートエージェントは、幅広い業界・職種の求人を扱う総合型転職エージェントである。公式サイトでは、2026年3月31日時点で公開求人約74万件、非公開求人約25万件を公表している。

M&A業界を志望している人でも、最初からM&A仲介会社だけに絞り込む必要はない。事業会社の経営企画、法人営業、金融専門職、コンサルティング、事業開発など、隣接領域を比較することで、自分の経験が最も評価される選択肢を見つけやすくなる。

一方で、M&A業界特有の面接対策や企業ごとの細かな採用基準については、特化型エージェントのほうが詳しい場合もある。リクルートエージェントは、幅広い求人を把握するための併用先として活用するとよい。

向いている人:M&A業界を含めて、経営企画、金融、コンサル、営業職など幅広い求人を比較したい人。

FlowX

FlowXのコンサル転職支援サービス画面
サービス名FlowX
運営会社株式会社FlowX
料金無料
主な支援領域コンサル、金融系コンサル、ハイクラス転職
  • コンサル業界に精通したキャリア支援を掲げる
  • 金融系コンサルや大手コンサルを検討しやすい
  • M&A業界とコンサル業界を比較したい人に向いている
  • ケース面接や志望動機の整理を相談しやすい

FlowXは、コンサル業界に精通したキャリア支援を掲げるサービスである。M&A業界そのものに限定するというより、コンサルティング業界や金融系コンサルも含めてキャリアを検討したい人に向いている。

M&A関連のキャリアには、M&A仲介だけでなく、FAS、戦略コンサル、事業再生、PMI、経営企画など複数の選択肢がある。コンサル業界も候補に入れる場合は、業界構造や選考対策に詳しいエージェントを併用すると比較しやすい。

面談では、M&A仲介とコンサル転職の違い、求められるスキル、ケース面接の有無、入社後のキャリアパスを確認するとよい。

向いている人:M&A業界だけでなく、戦略コンサル・FAS・金融系コンサルも比較したい人。

ムービンストラテジックキャリア

ムービンストラテジックキャリアのM&A転職支援画面
サービス名ムービンストラテジックキャリア
運営会社株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア
料金無料
主な支援領域コンサル、金融、FAS、M&A
  • コンサル・金融業界の転職支援で知られる
  • M&A、FAS、投資銀行、ファンド領域も扱う
  • 専門職・プロフェッショナル職の選考対策に向いている
  • コンサル業界からM&A関連職への転職相談にも使いやすい

ムービンストラテジックキャリアは、コンサルティング業界や金融業界の転職支援で知られるエージェントである。M&A、FAS、投資銀行、ファンド、コンサルティングなど、専門性の高い領域を検討したい人に向いている。

M&A関連職の中でも、FASや投資銀行、戦略コンサルに近いポジションでは、論理的思考力、財務分析力、プロジェクト推進力、資料作成力などが重視されやすい。営業実績中心のM&A仲介とは選考で見られるポイントが異なるため、志望職種に合わせた対策が必要だ。

面談では、M&A仲介、FAS、投資銀行、コンサルの違いを確認し、自分の経験がどの領域で最も評価されるかを相談しよう。

向いている人:コンサル・金融・会計領域の経験を活かし、FASやM&A関連の専門職を目指したい人。

キャリアインキュベーション

キャリアインキュベーションの公式サイト画面
サービス名キャリアインキュベーション
運営会社キャリアインキュベーション株式会社
料金無料
主な支援領域PEファンド、コンサル、CxO、投資銀行、事業会社幹部
  • PEファンド、コンサル、CxOなどプロフェッショナル領域に強い
  • 投資銀行、FAS、事業会社幹部求人も対象
  • ハイクラス・エグゼクティブ転職に向いている
  • 長期的なキャリア設計を相談しやすい

キャリアインキュベーションは、PEファンド、コンサルティング、CxO、投資銀行、事業会社幹部など、プロフェッショナル人材・エグゼクティブ領域の転職支援に強いエージェントである。

M&A業界への転職といっても、M&A仲介のフロント職だけが選択肢ではない。投資先企業の経営幹部、PEファンド、事業再生、戦略コンサル、事業会社の投資・M&A部門なども、M&Aに関わるキャリアとして考えられる。

一定以上の専門性やマネジメント経験がある人は、目先の年収だけでなく、将来の経営人材としてのキャリアパスまで含めて相談するとよい。

向いている人:PEファンド、CxO、戦略コンサル、投資銀行、事業会社幹部などハイクラス領域を目指す人。

ソーシング・ブラザーズ

ソーシング・ブラザーズの公式サイト画面
サービス名ソーシング・ブラザーズ
運営会社ソーシング・ブラザーズ株式会社
料金公式サイトで確認
主な支援領域スタートアップ、Growth M&A、採用関連
  • スタートアップ支援やGrowth M&A領域を展開
  • 大企業とスタートアップをつなぐ支援を掲げる
  • スタートアップのM&Aや事業成長に関心がある人に向いている
  • スタートアップ領域の情報収集先として確認したい

ソーシング・ブラザーズは、スタートアップ支援やGrowth M&A、オープンイノベーション支援などを展開する企業である。転職エージェントとして利用する場合は、提供サービスの範囲や相談方法を公式サイトで確認しておきたい。

スタートアップ関連のM&Aは、大企業のM&Aや中小企業の事業承継型M&Aとは、企業文化、意思決定スピード、求められる経験が異なる場合がある。営業力だけでなく、事業理解、経営者との対話力、変化への対応力が求められやすい。

スタートアップ領域を希望する場合は、企業の資金調達フェーズ、事業モデル、上場・M&A戦略、入社後の役割を事前に確認しておくとよい。

向いている人:スタートアップ、ベンチャー、成長企業のM&Aや事業開発に関わりたい人。

HRスクエア

HRスクエアの公式サイト画面
サービス名HRスクエア
運営会社株式会社HRスクエア
料金無料
主な支援領域金融、M&A、FAS、経営企画、IT・DX、コンサル
  • 金融、M&A、FAS、経営企画などの専門領域に対応
  • 20年以上の経験を持つコンサルタントによる支援を掲げる
  • 転職前提ではないキャリア相談にも対応
  • 金融専門職・事業会社M&Aを検討したい人に向いている

HRスクエアは、金融、M&A、FAS、経営企画、IT・DX、コンサルティングなどの専門領域を扱う転職エージェントである。公式サイトでは、転職を前提にしない相談や、20年以上の経験を持つコンサルタントによる支援を打ち出している。

M&A関連職には、金融機関のM&A部署、M&A仲介会社、FAS、事業会社のM&A担当など複数の方向性がある。金融や経営企画の経験がある人は、単一の業界に絞らず、複数の選択肢を比較することが大切だ。

面談では、転職を急ぐべきか、現職で経験を積んでから転職したほうがよいか、どの求人が中長期のキャリアに合うかまで確認するとよい。

向いている人:金融・FAS・経営企画・事業会社M&Aなど、専門性の高い職種を比較したい人。

キャリアサファリ

キャリアサファリの公式サイト画面
サービス名キャリアサファリ
運営会社株式会社キャリアサファリ
料金無料
主な支援領域M&A仲介、保険、コンサル、SaaS・IT
  • M&A仲介、保険、コンサル、SaaS・IT領域に対応
  • 公式サイトで3,000人以上の転職支援を公表
  • 営業経験を活かした転職に向いている
  • 長期的なキャリアプランの相談もしやすい

キャリアサファリは、M&A仲介、損害保険、生命保険、コンサル、SaaS・ITなどの転職支援を行うエージェントである。公式サイトでは、3,000人以上の転職支援を公表している。

M&A仲介会社のフロント職では、法人営業、保険営業、証券営業、不動産営業、人材営業などの経験が評価されることがある。特に、経営者や意思決定者との商談経験、目標達成実績、粘り強い案件推進経験はアピール材料になりやすい。

営業経験を活かしてM&A業界に挑戦したい人は、自分の実績を「売上」「達成率」「表彰」「新規開拓数」「経営者向け提案経験」など具体的な数字で整理しておくとよい。

向いている人:営業経験を活かしてM&A仲介会社やコンサル領域に挑戦したい人。

UNICAREER(ユニキャリア)

UNICAREERの公式サイト画面
サービス名UNICAREER(ユニキャリア)
運営会社株式会社ユニキャリア
料金無料
主な支援領域ハイクラス、M&A、FAS、ファンド、コンサル
  • ハイキャリア層向け転職紹介エージェントを展開
  • M&A、FAS、ファンド、コンサルなどの求人情報を掲載
  • 若手〜ミドル層のキャリアアップに向いている
  • 業界横断でハイクラス求人を比較したい人向け

UNICAREER(ユニキャリア)は、ハイキャリア層向けの転職紹介エージェントを展開する企業である。関連メディアのプロキャリアジャパンでは、M&A、FAS、ファンド、コンサルなどの求人情報を掲載している。

M&A業界への転職では、若手であっても高い成果や専門性が求められることがある。現職での営業成績、プロジェクト実績、財務・会計知識、論理的思考力などを整理し、応募先ごとにアピールポイントを変えることが重要だ。

UNICAREERは、M&A業界だけに限定せず、ファンドやコンサル領域も含めてキャリアを比較したい人に向いている。

向いている人:若手〜ミドル層で、M&A、FAS、ファンド、コンサルなどハイクラス求人を比較したい人。

Career Ladder(キャリアラダー)

Career LadderのM&A仲介会社向け転職支援画面
サービス名Career Ladder(キャリアラダー)
運営会社株式会社キャリアラダー
料金無料
主な支援領域M&A仲介
  • M&A仲介会社への転職・就活支援に特化
  • 30社以上のM&A仲介会社とのコネクションを公表
  • 未経験者・新卒向けの支援も打ち出している
  • M&A仲介会社を複数比較したい人に向いている

Career Ladder(キャリアラダー)は、M&A仲介会社への転職・就活支援に特化したエージェントである。公式サイトでは、M&A仲介業界30社以上とのコネクションを公表している。

M&A仲介会社は、会社ごとに営業スタイル、報酬制度、教育体制、案件規模、担当範囲が大きく異なる。未経験であれば、入社後の育成体制や、どのような先輩が活躍しているかまで確認することが重要だ。

キャリアラダーはM&A仲介会社を中心に比較したい人に向いているが、M&A仲介以外のFAS、経営企画、コンサルも検討したい場合は、別のエージェントと併用すると選択肢を広げやすい。

向いている人:M&A仲介会社に絞って企業比較・面接対策を進めたい人。

ユニークボックス

ユニークボックスのM&A業界向け転職支援画面
サービス名ユニークボックス
運営会社ユニークボックス株式会社
料金無料
主な支援領域M&A仲介、FAS、ITコンサル
  • M&A仲介業界に特化した転職・就職支援を展開
  • M&A仲介会社を中心に30社との取引を公表
  • M&A仲介経験者のアドバイザーによる支援を掲げている
  • 現場経験に基づくアドバイスを受けたい人に向いている

ユニークボックスは、M&A仲介業界に特化した転職・就職支援を手掛けるエージェントである。公式サイトでは、M&A仲介会社を中心に30社との取引、M&A仲介経験者に限定したキャリアアドバイザーによる支援を説明している。

M&A仲介会社への転職では、求人票に載りにくい情報が重要になる。たとえば、案件の獲得方法、分業制か一気通貫型か、教育体制、インセンティブ制度、退職率、入社後に担当できる案件の種類などだ。

ユニークボックスのようなM&A仲介特化型エージェントを利用する場合は、企業ごとの違いを具体的に聞き、自分の営業スタイルや価値観に合う会社を見極めるとよい。

向いている人:M&A仲介会社への転職を本格的に検討しており、現場経験者から実務目線の助言を受けたい人。

Go M&A

Go M&AのM&A業界特化型転職支援画面
サービス名Go M&A
運営会社Right Brothers株式会社
料金無料
主な支援領域M&A業界
  • M&A業界特化の転職エージェントサービス
  • 上司を選べる転職支援を掲げている
  • 独自の選考フローを打ち出している
  • 企業や上司との相性まで重視したい人に向いている

Go M&Aは、Right Brothers株式会社が運営するM&A業界特化型の転職支援サービスである。公式サイトでは、M&A業界特化の転職エージェントサービスとして紹介されており、プレスリリースでは「上司を選べる転職」や独自の選考フローを特徴としている。

M&A業界では、会社名だけでなく、配属先、上司、営業スタイル、担当領域によって働き方が大きく変わることがある。企業単位だけで判断せず、誰のもとでどのように学べるのかを確認することが大切だ。

Go M&Aのような特化型サービスを利用する際は、過去にどのような経歴の人が内定しているのか、自分の経歴でどの企業を狙えるのか、内定後のフォロー体制はあるのかを確認するとよい。

向いている人:M&A業界に絞って、企業や配属先との相性まで重視して転職先を選びたい人。

なぜM&A業界への転職活動はエージェントに相談するべきなのか

M&A業界への転職でエージェントの活用をおすすめする理由は、単に求人を紹介してもらえるからではない。最大の理由は、求人票だけでは判断できない情報が多く、選考対策も業界特有の要素が大きいからだ。

中小企業庁の「M&A支援機関登録制度」では、2026年3月9日時点で登録されているFA・仲介業者が3,399件と公表されている。内訳は、法人2,606件、個人事業主793件である。

つまり、M&Aに関わる企業や職種は一つではない。M&A仲介、FA、FAS、事業会社M&A、PEファンド、コンサルティング会社など、仕事内容も求められるスキルも大きく異なる。

スクロールできます
職種・領域主な仕事内容向いている経験
M&A仲介売り手・買い手のマッチング、経営者への提案、案件推進、成約支援法人営業、金融営業、不動産営業、経営者向け提案
FA売り手または買い手の片側に立ち、M&A戦略や交渉を支援投資銀行、FAS、財務分析、コンサル経験
FAS財務デューデリジェンス、バリュエーション、PMI、事業再生など公認会計士、経理・財務、監査法人、コンサル経験
事業会社M&A買収戦略、投資検討、PMI、子会社管理、経営企画経営企画、事業開発、財務、コンサル、M&A経験
PEファンド投資検討、バリューアップ、投資先支援、EXIT戦略投資銀行、戦略コンサル、FAS、経営人材

未経験からM&A業界を目指す場合、求人票の「M&Aアドバイザー」「M&Aコンサルタント」という名称だけで判断すると、入社後のギャップが生まれやすい。営業色が強いのか、財務分析が中心なのか、ソーシングからクロージングまで一気通貫で担当するのか、分業制なのかを確認する必要がある。

理由1:企業ごとの仕事内容・報酬制度の違いが大きい

M&A仲介会社では、基本給、インセンティブ、評価制度、教育体制、案件獲得方法が会社によって大きく異なる。高年収を狙える一方で、成果が求められる環境であることも多いため、自分に合う会社かどうかを見極めることが重要だ。

転職エージェントに相談すると、求人票ではわかりにくい「どのような人が活躍しているか」「未経験者の育成体制はあるか」「入社後にどの領域を担当するか」といった情報を確認しやすくなる。

理由2:選考で見られるポイントが一般的な営業職と異なる

M&A業界では、単に営業成績が高いだけではなく、経営者と信頼関係を築く力、数字を扱う力、長期案件を粘り強く進める力、コンプライアンス意識なども見られる。

面接では「なぜM&Aなのか」「なぜその会社なのか」「成果が出るまで時間がかかる環境に耐えられるか」「経営者に対してどのように価値提供できるか」といった質問を受けることもある。M&A業界に詳しいエージェントであれば、企業ごとの面接傾向に合わせて準備しやすい。

理由3:非公開求人や独自ルートに出会える可能性がある

M&A業界の求人には、求人サイトに掲載されない非公開求人や、エージェント経由で紹介されるポジションもある。特に、採用人数が限られるハイクラス求人や、企業が候補者を絞って採用したい求人は、一般公開されないことがある。

ただし、非公開求人だから必ず良い求人とは限らない。大切なのは、求人の数ではなく、自分の経験・希望・価値観に合う求人を紹介してもらえるかどうかである。面談では、なぜその求人を勧めるのか、入社後の業務内容は何か、選考で評価される理由は何かを確認しよう。

理由4:無料で使える仕組みを理解しておくと安心できる

多くの転職エージェントは、求職者からではなく求人企業側から紹介手数料を受け取る仕組みで運営されている。そのため、求職者は無料で相談できるケースが一般的だ。

一方で、エージェントは求人企業から報酬を受け取るビジネスであるため、紹介される求人が自分に本当に合っているかを冷静に確認することも大切である。違和感がある場合は、応募を急がず、理由を聞いたうえで判断しよう。

理由5:中小M&Aガイドライン改訂で確認すべき点が増えている

経済産業省は2024年8月30日に「中小M&Aガイドライン」を改訂し、手数料・提供業務の説明、広告・営業、利益相反、ネームクリア、経営者保証、不適切な事業者の排除などに関する留意事項を拡充している。

求職者にとっても、M&A支援会社がどのような姿勢で顧客に向き合っているかは重要な確認ポイントである。転職先を選ぶ際は、報酬制度や成長環境だけでなく、コンプライアンス体制や顧客説明の方針も確認しておきたい。

金融機関出身のエージェントが担当

M&A業界への転職におけるエージェントの選び方

M&A業界への転職におけるエージェントの選び方

M&A業界への転職でエージェントを選ぶ際は、以下の5つのポイントを確認しよう。

  • M&A業界に精通したエージェントであるか
  • 非公開求人の保有状況と求人の質
  • 業界特化のサポート内容が充実しているか
  • 転職支援実績と評判の信頼性
  • 自身のキャリアプランに沿った提案力

M&A業界に精通したエージェントであるか

M&A業界は、他の業界と比べて専門性が高い。特に、M&A仲介、FA、FAS、事業会社M&Aでは、仕事内容も選考で評価されるポイントも異なる。

そのため、担当者がM&A業界の採用基準、企業ごとの違い、選考対策、入社後の働き方まで理解しているかを確認しよう。担当者のプロフィール、支援実績、M&A業界出身者の有無、過去の内定事例を聞くと判断しやすい。

特に未経験者は、応募書類の書き方で差がつきやすい。法人営業の実績、金融知識、経営者向け提案経験、財務理解などを、M&A業界向けにどう言語化するかまで相談できるエージェントを選びたい。

非公開求人の保有状況と求人の質

非公開求人を多く扱うエージェントは、一般の求人サイトでは出会えない求人を紹介してくれる可能性がある。ただし、非公開求人の件数だけで判断するのは避けたい。

重要なのは、紹介される求人が自分の希望や経験に合っているかどうかである。面談では、紹介可能なM&A関連求人の種類、企業規模、採用人数、未経験者の採用実績、求める人物像を確認しよう。

また、M&A仲介会社の場合は、報酬制度や教育体制、分業制か一気通貫型か、案件獲得方法、入社後のフォロー体制も重要な比較項目になる。

業界特化のサポート内容が充実しているか

M&A業界の選考では、一般的な転職面接とは異なる準備が必要になることがある。たとえば、M&A業界を志望する理由、現職の実績の再現性、経営者と向き合う覚悟、財務・会計への理解、長期案件を推進する力などが問われる。

エージェントを選ぶ際は、職務経歴書の添削だけでなく、模擬面接、企業別の面接対策、内定後の条件交渉、入社前後のフォローまで対応しているかを確認しよう。

特に、未経験からM&A仲介を目指す場合は、面接で「高収入を狙いたい」だけに見える回答にならないよう、経営者支援や事業承継への関心も自分の言葉で整理しておく必要がある。

転職支援実績と評判の信頼性

転職支援実績や口コミは、エージェントを選ぶ際の参考になる。ただし、「内定率」「年収アップ率」「No.1」などの表記を見る場合は、調査対象、集計期間、比較条件が明確かを確認しよう。

実績を見るときは、全体の支援実績だけでなく、自分と近い経歴の人がどのような企業に転職しているかを聞くことが大切だ。証券会社出身者、銀行出身者、法人営業出身者、会計士、コンサル出身者では、狙いやすい求人が異なる。

口コミだけで判断せず、実際に面談して担当者の知識量、提案の具体性、連絡の丁寧さを確認しよう。

自身のキャリアプランに沿った提案力

よいエージェントは、求職者に求人を押し付けるのではなく、現在の経験、希望年収、働き方、将来のキャリアまで踏まえて提案してくれる。

M&A業界は高年収を狙える一方で、営業目標や案件獲得のプレッシャーがある職種も多い。年収だけで判断すると、入社後にギャップを感じる可能性がある。

自分に合うエージェントかどうかを見極めるために、面談では以下の質問をしてみよう。

  • 自分の経歴で狙えるM&A関連職はどれか
  • M&A仲介、FAS、事業会社M&Aのどれが合いそうか
  • 未経験者の内定事例はあるか
  • 応募先ごとの選考で見られるポイントは何か
  • 入社後の報酬制度・教育体制・離職傾向について把握しているか
  • 自分に合わない可能性がある企業はどこか

まずは2〜3社の転職エージェントと面談して比較する

転職エージェントは、会社名だけでなく担当者との相性も重要である。同じ会社に所属していても、担当者によって得意領域や提案力に差があることは珍しくない。

ただし、むやみに多くのエージェントに登録すると、連絡や面談対応に時間を取られ、転職活動が散らかってしまう。まずは、M&A特化型エージェント1〜2社と、総合型またはハイクラス型エージェント1社を目安に面談するとよい。

複数のエージェントと話すことで、同じ経歴でも評価のされ方が違うことに気づける。紹介される求人、面接対策の具体性、担当者の説明の納得感を比較し、最も信頼できる担当者を中心に進めよう。

金融機関出身のエージェントが担当

M&A業界への転職におすすめのエージェントの3つの特徴

M&A業界への転職におすすめのエージェントの特徴

M&A業界への転職に向いているエージェントには、主に以下の3つの特徴がある。

  • M&A業界への転職支援実績が豊富であること
  • M&A業界の採用動向や選考基準を把握していること
  • M&A業界とのコネクションを求職者目線で活かしてくれること

M&A業界への転職支援実績が豊富

転職エージェントは数多く存在するが、すべてのエージェントがM&A業界に詳しいわけではない。M&A業界を目指すなら、M&A仲介、FAS、事業会社M&A、ファンド、コンサルなど、志望領域に近い支援実績があるかを確認しよう。

たとえば、証券会社出身者がM&A仲介会社を目指す場合、金融商品の提案経験や富裕層・法人顧客との折衝経験をどうアピールするかが重要になる。一方、会計士がFASや事業会社M&Aを目指す場合は、監査や財務分析の経験をM&A実務にどうつなげるかが問われる。

自分と近い経歴の内定事例があるエージェントであれば、応募書類や面接での伝え方をより具体的に相談しやすい。

M&A業界の採用動向や選考基準を把握している

M&A業界では、事業承継ニーズ、M&A支援機関の増加、ガイドライン改訂、コンプライアンス意識の高まりなど、業界を取り巻く環境が変化している。企業側も、単に営業力の高い人だけでなく、顧客に誠実に向き合える人材を重視する傾向がある。

そのため、エージェントが採用動向や企業ごとの選考基準を把握しているかは重要だ。面談では「最近はどのような経歴の人が内定しているか」「未経験者に求められる最低条件は何か」「面接で落ちる人の共通点は何か」を聞いてみよう。

業界特化型エージェントであれば、面接でよく聞かれる質問や、企業ごとの評価ポイントを踏まえた対策を受けやすい。

M&A業界とのコネクションを求職者目線で活かしてくれる

M&A業界とのコネクションが強いエージェントは、企業の採用担当者から直接情報を得ている場合がある。求人票だけではわからない採用背景、面接官の重視点、入社後の育成体制などを把握していれば、ミスマッチを減らしやすい。

ただし、コネクションがあることと、自分に合う求人を紹介してくれることは別である。紹介された求人については、なぜ自分に合うのか、どの経験が評価されるのか、入社後の懸念点は何かを必ず確認しよう。

信頼できるエージェントは、良い点だけでなく注意点も説明してくれる。年収や知名度だけで応募先を決めず、自分のキャリアに合うかどうかを冷静に見極めることが大切だ。

M&A業界への転職前に準備すべきこと

転職エージェントに相談する前に、最低限の準備をしておくと面談の質が高まる。特にM&A業界では、志望理由や実績の説明が曖昧だと、エージェント側も適切な求人を提案しにくい。

現職での実績を数字で整理する

M&A業界では、成果を数字で説明できる人材が評価されやすい。営業職であれば、売上、達成率、表彰歴、新規開拓件数、担当顧客数、単価、継続率などを整理しておこう。

金融・会計・コンサル経験者であれば、担当した案件規模、業界、プロジェクト期間、関与した業務範囲、分析した財務情報、改善実績などをまとめておくとよい。

数字が整理されていると、エージェントも「どの企業で評価されそうか」「職務経歴書で何を強調すべきか」を判断しやすくなる。

M&A業界で何をしたいのかを言語化する

「高年収を狙いたい」だけでは、M&A業界への志望理由として弱く見られる場合がある。もちろん報酬は重要だが、面接では、なぜM&Aなのか、なぜ経営者支援に関わりたいのか、なぜ事業承継や企業成長に関心があるのかを自分の言葉で説明する必要がある。

現職で経営者や意思決定者と関わった経験、顧客の課題解決に向き合った経験、会社や事業の成長に貢献した経験があれば、M&A業界への志望理由につなげやすい。

希望条件の優先順位を決める

M&A業界では、年収、成長環境、働き方、企業規模、担当業務、教育体制など、比較すべき条件が多い。すべてを満たす求人を探すのは難しいため、優先順位を決めておくことが大切だ。

たとえば、短期間で高年収を狙いたい人と、未経験から着実にM&A実務を学びたい人では、選ぶべき会社が異なる。面談前に「譲れない条件」「できれば満たしたい条件」「妥協できる条件」を整理しておこう。

応募先企業の見極めポイントを理解する

M&A業界への転職では、求人票や年収レンジだけで企業を判断しないことが重要だ。応募前に、以下のような点を確認しておこう。

  • 案件獲得は新規開拓中心か、反響・紹介中心か
  • 分業制か、一気通貫型か
  • 未経験者向けの教育体制はあるか
  • インセンティブ制度の仕組みは明確か
  • 入社後に担当できる案件規模や業界は何か
  • コンプライアンスや顧客説明に関する体制は整っているか
  • 短期離職が多い理由や、活躍している人の特徴を説明してもらえるか

エージェントに相談する際も、これらの質問に対して具体的に答えてくれるかを確認すると、担当者の業界理解を見極めやすい。

金融機関出身のエージェントが担当

M&A業界への転職はエージェントと情報の質で成功確率を高めよう

M&A業界への転職はエージェントと情報の質で進める

本記事では、M&A業界への転職におすすめの転職エージェント・キャリア支援サービス18社と、エージェントの選び方、相談するメリット、転職前に準備すべきことを解説した。

M&A業界は、M&A仲介、FA、FAS、事業会社M&A、PEファンド、コンサルティングなど、選択肢が幅広い業界である。高年収を狙える可能性がある一方で、仕事内容、営業要素、報酬制度、教育体制は企業によって大きく異なる。

そのため、転職エージェントを選ぶ際は、単に「有名だから」「求人数が多いから」という理由だけで決めるのではなく、自分の希望領域に近い支援実績があるか、担当者がM&A業界を理解しているか、求人の良い点と注意点を説明してくれるかを確認しよう。

未経験からM&A業界を目指す人は、M&A特化型エージェントを軸に、総合型・ハイクラス型エージェントを併用すると比較しやすい。金融・会計・コンサル・営業などの経験がある人は、自分の強みがどの領域で最も評価されるのかを見極めることが大切だ。

まずは現職での実績を数字で整理し、M&A業界で何を実現したいのかを言語化しよう。そのうえで、信頼できるエージェントと相談しながら、自分に合う転職先を慎重に選んでほしい。

金融機関出身のエージェントが担当

出典

経済産業省「『中小M&Aガイドライン』を改訂しました」(公開日:2024年8月30日)
中小企業庁「M&A支援機関登録制度に係る登録フィナンシャル・アドバイザー及び仲介業者の公表について」(公開日:2026年3月9日)
厚生労働省「職業紹介サービス利用の注意点」
アドバイザーナビ株式会社「M&A転職」
アドバイザーナビ株式会社「事業内容」
株式会社明光キャリアパートナーズ「M&A・金融業界への転職支援」
リメディ株式会社「公式サイト」
NewMA株式会社「公式サイト」
ヤマトヒューマンキャピタル株式会社「公式サイト」
株式会社ヒュープロ「ヒュープロ」
株式会社ジェイエーシーリクルートメント「JAC Recruitmentの特徴・強み」
株式会社リクルート「リクルートエージェント」
株式会社リクルート「リクルートエージェントとリクナビNEXTの違い」(公開日:2025年10月27日)
株式会社FlowX「FlowX」
株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア「M&A転職」
キャリアインキュベーション株式会社「公式サイト」
ソーシング・ブラザーズ株式会社「公式サイト」
株式会社HRスクエア「公式サイト」
株式会社キャリアサファリ「公式サイト」
株式会社ユニキャリア「ABOUT US」
株式会社ユニキャリア「プロキャリアジャパン」
株式会社キャリアラダー「Career Ladder」
ユニークボックス株式会社「運営会社情報」
Right Brothers株式会社「公式サイト」
Right Brothers株式会社「『3W』がサービス名を『Go M&A』に変更」(公開日:2023年8月23日)

この記事を書いた人

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